事業計画期とは?  

黎明期において事業に必要な経営資源を把握しましたが、事業計画期では、実際にそれらの経営資源を調達することを目的とします。なお、弊所の考える「計画」は机上での計画ではなく、事業に必要な経営資源をかき集めてくるまでを「計画」と考えております。
社内外から経営資源をかき集めてくるわけですが、例えば、銀行や投資ファンドからカネを調達したり、人事からヒトを出してもらうには、黎明期で作成したよりも詳細で具体的且つ実行可能な事業計画が必要となります。

 

事業計画期の課題

経営資源の調達においては、社内からヒトを捻出できるのか、銀行からの借入も与信枠が残っているのか等々、組織をまたいだ大きな視点から事業の仕組み(ストラクチャー)を概観しながらそれを構築する必要があります。
しかし、経理部、企画部、○○部など部門出身者の集まりで話し合うと決してまとまりません。部門ごとに利害は必ず異なります。新しいことをするのにリスクが増えることは皆頭ではわかっていて、自分の部署にとってのリスクとリターンが先行してしまいがちです。これでは、十分な経営資源を迅速に調達できません。
結局、最終意思決定者が、何かあった場合の責任をとる覚悟を持てるか、泥をかぶる覚悟を示せるかが大きな分かれ道となります。

 

事業計画期において弊所ができること

事業計画期において、弊所ができることは、
・部門をまたがった会議体におけるファシリテート、つまり、部門間の通訳をすること
・銀行、人材仲介業、その他外部専門家の意図を理解し、経営層との意思疎通を支援すること
・最終意思決定者である経営層の不安を受け止め、その不安を減じ、意思決定者の方が冷静かつ客観的な判断をできるように努めること
の三点です。
特に、最終意思決定者の方に如何に寄り添えるかは、弊所にとって、最も大きな活動意義であると考えております。
もちろん、詳細な計画を作成するための現場実務もお手伝いさせていただきます

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